内なる理由が見当たらない。自分の位置が分からない人は、自分の行く先もわからない。

diary

motivation

自分の価値観がわかっていない。 この事象を換言するなら、任意の時点での自分の行動の理由が全く思いつかない、とでもなるだろう。

自分の行動を振り返っても、その理由には、衝動と他律、あとちょっぴりの道徳観、それだけしか思いつかない。 (ちょっぴりの道徳観というのも、せいぜい好き嫌いのレベルである)

ほとんどの行動が直観的である。 この直観に内的な動機や価値観があると予測するのは、予測するだけただであり、語られていなければ存在しないことと一緒である。(予測だけでは無価値である) 後になってどう語られようとも、それが語られるまで、それの存在は明らかにされず、結局、今のところ私は衝動と他律でしか動いていないとしか思えない。

衝動と他律でここまで生き残ってきたのは、他に道がなかったからこの道を歩んできた、という選択が多すぎてきたことが関係するだろう。

強い理由でもって選んだことがない。 そして、その結果、自分は自分がなりたい人物像も抱けていない。 自分の現在位置がわからない人間は、自分の行く先もわからない。

そんなわけで、個人のこれまでの内的理由を問いただしたり、これからの目標を聞いたりすることは、とても難しいだろう。 まぁ、そういった理由を求めるのは、会社が組織の人員に対して組織として成長することを求めているような人だからだろう。 個人の理由よりもチームの文化があった方が楽だろう。

今日の勉強

rust

TRPL pp.163-164

isabelle

Concrete Semantics

1on1

松岡啓司『1on1マネジメント』という本を読み始めた。

なんか『Team Geek』と比べると、自分の層にあっていないような感じがする。

この本は、どちらかというと、十年とかそれくらい務めた人で、マネージャー層と言われる人に向けて使われているような気がする。

チームよりも個人とマネージャーという感じが強く感じられる作りになっている。 今私が一番悩んでいるチームの文化についての解答が得られなさそうな予感がする。